家を設計をする上で、お客様のご家族がそれぞれ持つ「こうしたい」という気持ちや、そこで「どんな暮らしをしたいのか」「どんな背景の中でどんな想いがあるのか」を理解することがもっとも重要だと私は考えています。
「収納スペースがたくさん欲しい」
「洗濯や掃除が気持ちよくできるようにしたい」
「子どもの気配をいつも感じていたい」
「家族が自然と集まるリビングにしたい」
「小さいスペースでもいいから書斎がほしい」
こういった想いを実現するために、ご家族の心から願う声を私は全力で聴かせて頂きます。
そんな心のふれあいを大切にしています。
心のふれあいを通して、お客様の想いをちゃんと設計していく。
これは建築家として当然のことです。
更には、プラスαな生活の仕方を提案することも私達の仕事だと考えています。
以前、木造2階建てのお家を設計させて頂いた時、地形を見て回りの環境を確認した段階で、最もヌケがあり明るい2階の一角にLDKを持ってこようと思いました。そのために、住環境を2階に持ってくるプランをご提案したところ、とても喜んで受け入れて頂いたことがあります。また、一つの建物から発する建築美によりその周りの街並みをも美しくすることも建築家の使命と考えています。
「ありがとう!」「今度飲みにおいで」と声をかけられた時が、建築家としてもっとも嬉しい瞬間なんです。家族の想いが詰まった家を設計する上で、かかすことの出来ないお客様とのコミュニケーションを大切にしていると、自然とお客様も私も家づくりが本当に楽しくなってきます。週1回以上は現場に足も運びますので気が付けば、お互いが何でも言い合える関係になっています。家が完成した記念にと、お客様から「今度家に遊びに来て下さい。妻が料理をご馳走しますよ」って言ってもらえた時が、本当に嬉しかったです。
力を抜いて自分の気持ちに素直になると、楽しくなったことはありませんか?例えばボウリング!自分のスコアばかり気にしていると、まわりのことが見えなくなったり・・・でも、同じチームのみんなのことを考えてプレーすると、だんだん盛り上がってきて、いつの間にか楽しくなってきた!という経験はありませんか?家づくりも少し似ていて、みんなでつくるチームプレーだと思います。家族のことを気遣って、建築家と話し合い、大工さん達とコミュニケーションをとる。気づけば、建て主さんも家づくりって楽しい~と体感してもらいたいです。私は常に家づくりをみんなで楽しみたいと考えています。 「家づくりは楽しまなきゃ!」