昨年の今ぐらいの時期に着工した物件が先月お引渡しされました。

杉板型枠の塀と乳白ガラスのパネルが目を引く邸宅で

外観は直線的でシンプルな形をしています。

が、

夜になると驚きの表情を見せます・・・

写真をお楽しみに。

この日は設計検査があり、細かい仕上がりの確認をしました。

ダウンライトの明るさや配置について再認識することもあり

また今までに使ったことのない照明にもチャレンジしているので

とても新鮮な空間となっていました。

私のお気に入りはこの擁壁のデザイン。

写真でもわかるように接道道路がかなり傾斜がきついので

建物地盤レベルから水平な擁壁を作るととても背が高くなってしまいます。

そこで道路の傾斜と合わせた擁壁と水平の白い擁壁が重なったデザインとしました。

上と下のコンクリートの壁は１枚でできているように見えますが、上下で別々につくりました。

実際に出来上がったものを見てみると、、、不思議と白い擁壁が水平に見えません。

トリックアートを見ているようで面白かったです。